久しぶりに将棋駒の注文

 飯能市の将棋仲間から久しぶりに将棋駒の注文があった。
ところが注文は難しくて、毎日曜日の「NHK杯テレビ将棋トーナメント」で使っている1文字の将棋駒と似たものを作ってほしいというものだった。今まで1文字は彫ったことがなく珍しい注文であった。
 字母紙(将棋駒を彫るときに必要な書体表)もなく、それから作成をしていくのは初めてだった。素材は御蔵島産黄楊の柾目で、彫埋(彫った後、ウルシを塗り重ねて、駒の水平面まで塗る)と条件も手間のかかるものだった。失敗を重ねながら、ほぼ1か月かかって仕上げた。
 注文者は出来上がった駒で、強豪と2回の将棋対局を勝ち、「水野さん作成の駒は、験(げん)が良い」と言われたときはうれしかった。でも、自分では完璧と言えず、未熟で修行不足を嘆いた。



将棋駒と駒箱を購入いただいた

 将棋仲間から将棋駒がほしいと言われ、在庫を見てもらい購入してただいた。駒生地は御蔵島柘植で、書体は清安書が気に入った。
 ついでに、けやきの柾目で作った駒箱も一緒に購入いただいた。この駒箱は一年前に、材料持ち込みで依頼されたもので、二つ作って在庫のままであったもので、整理が出来て私も重畳でした。



将棋駒を買っていただいた

 私のホームページを見て、横浜からわざわざ自宅まで来てくれて、在庫を見に来た。くつもの在庫から、これが気に入ったと、その場で買っていただいた。
 数年前に自分の勉強で将棋駒を彫り在庫としてあったもので、当時の作品感では「作品は今一歩の出来で、まだまだの実力不足を嘆いた。素材は御蔵島の黄楊、書体は巻菱湖で深彫にした」とある。
 ネットからの注文はいくつもあるが、自宅まで来て確認をされたのは初めてであった。



将棋駒作成

 長禄書という珍しい書体の駒を彫った。自分では個性が有り気に入ったのだが、使用中に、数人から「金」が見づらいと言われた。確かに自分でも認識しにくいので、あとで金のみ彫りの修正をして見やすくした。
 駒生地は御蔵島の柘植を使い、磨もていねいに行い、お好みの駒になった。
 



将棋駒の黄金比

 自作の将棋駒で円形を作ってみた。これは将棋駒の黄金比率と言うらしい。二つは真円に近いのでこれを言うと思うのだが、自分で好みの駒を並べた一つは真円にならずに卵風楕円形になった。
 むかし、額に入った将棋駒の真円を見たことがあるが、この写真より駒も多く円形も大きかったと思うが、並びかたが分からない。どなたか教えていただけないかなあ?



久しぶりに将棋駒作成

15ヶ月ぶりの注文があった将棋駒作成である。根付けなどはよく作っているが、将棋駒は腕が落ちているだろうから丁寧に作ろうと、一ヶ月以上かかった。書体は注文者の希望で錦旗で彫った。
 今回は初めてであるが、通常使用のプラスチック磨きだけでなく、イボタ蝋とオリーブオイルでワックス状にして磨いてみた。ちょっと飴色になり、光沢もあり潤滑度も高くなった。
 いつも通り私が使っていたネクタイを利用した正絹駒袋は女房が作ってくれた。



今年6組目の将棋駒を作った。

 3回続けて錦旗書だったが、自分なりに今回が一番のお気に入りになった。
 錦旗書をさらに進化させようと字母紙よりも多少広めに作ったのだ。
前回作った錦旗の幅広深彫は、ちょっと品格に欠けているなと気に食わなかったが、対局中に見やすいということで購入してくれた。
 これで今年は2組が人の手に渡ったことになる。趣味なのに嬉しいことである。



不出来な駒が完成

 6日から始めた駒彫りが本日完成した。
字母紙よりも大きく彫ってみたが、案の定、太さにばらつきが出てしまった。修正しようと思ったが、これも俺の不出来な歴史だとそのまま使うことにした。
それにしても、字の湾曲や太さの統一などで、まだまだの不出来である。
 それでも、幅広く彫ることで、いろいろなことを学んだ。最後の磨きは飽きてしまうので、PCでamazonの無料映画を見ながら、磨きを入れた。
テレビでは目の動きが大きくなるが、目の前のPCでは無駄なく両立が出来た。
 対局で使ってみたが、なにか品格に欠けるような感じがして、それが気になり、将棋は何回も負けてしまった。
好みはいろいろで、使いやすいから譲ってほしいと所望されたので、袋付きで譲った。また、新しいのに挑戦しよう。



駒彫りの準備中

 改装や各種の修理も済んだので、当面は休養が続く。
そこで、将棋駒を彫りたい衝動が生まれた。手始めに駒が見やすく万人好の字母紙で錦旗書体を貼り付けた。
 今回は駒同士のバランスが難しいかなと思いながら、字母紙よりも太めに深く彫ろうと思っている。ついでに自分用の根付も一緒に作る。



錦旗書の将棋駒を作った

 見やすいことでメジャーな書体として錦旗があるが、私は今まで彫ったことがない。
超リベラルな私は、有名と聞いただけで手を出さない性格がある。
 前回、超個性の長禄書を彫ったが、差して見て駒種類の認識が今一歩でお蔵入りにした。
その反動として、駒種類の認識が万人向きの錦旗書を彫ってみたのである。