ある奴隷少女に起こった出来事

アメリカで隠れたベストセラーと言われる「ある奴隷少女に起こった出来事」は、素人が翻訳したA5版310頁だが短時間で読み切った。
 アメリカは前大統領が黒人でも、それでも続く黒人への差別社会だが、この本が書かれたのは120年前の史実なので、その差別は言語に絶することを認識した。
 日本でも士農工商、エタ、ヨツの時代もあり知識としては知っていても私には実感がない。黒人女性奴隷は、所有者から、 ものとしか扱ってもらへなかった姿を描いている。
 そういう逆行の中で、人身売買や暴力と差別に負けずに戦い、北部の奴隷自由州に到達するまでの人間模様を克明に描いているところが私を熱中させた本であった。

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